偽善者、メアシル

2021年9月11日
所持デッキの紹介第一弾。

偽善者、メアシル
グリクシスカラー4マナ 4/4人間、ウィザード。

戦場に出た時に手札か墓地から生物か茶を追放できる。メアシルは自分の効果で追放したカードの各起動型能力を1ターンに1度起動ができる。

このクリーチャーだけのユニークな能力で、デッキの方針は「自分だけの最強のメアシルを作ろう」だ。
[彩色の宇宙儀]を追放すれば次ターンからメアシルから無色5マナが生まれ、[全能なる者アルカニス]を追放すれば毎ターン3ドローが可能だ。なかなかの無法者である。

他にも除去になったり、相手のライフを4にしたりと組み合わせや方針は自分のデッキ構築次第で幅広くとれるところが魅力だ。
コンボの例をあげておく(全てメアシルの効果で追放していることが前提)
[終異種][歩行バリスタ][ブラッド・ペット][黒1マナ]→無限ダメージ

黒1マナで終異種能力で不死を付与。
ブラッド・ペットを起動、メアシルをサクって黒1マナに変換。
不死で+1/+1カウンターが載った状態でメアシルが戻ってくる。
バリスタの効果でカウンターを取り除いて任意の場所に1点飛ばす。
死亡したことにより別パーマネント扱いになり、終異種とブラッド・ペットの能力が使えるため、ループし無限ダメージ。

このように追放するカード次第で戦い方が変わり、同じ統率者なのに戦う感触が違ってくるのが魅力だ。

これまでいいところだけ書いたが、毎回これができれば苦労はない。
このデッキの悪い点
・手札が事故りやすい。
・キープ基準が厳しい。
・除去に弱い。
・召喚酔いでテンポが悪い。
先ほどの[彩色の宇宙儀]は無色5マナを生む、[全能なる者アルカニス]は3ドローできる。
だが、これらのカードを「素出しできそう」と対戦の中で一度でも思うことがあればそれは事故だ。
これらのカードはメアシルに食べさせようとワクワクしてデッキに入れたカードのはずだ。ここぞとばかりに初手に集まった時はキレたほうがいい。
また、メアシルに食べさせたいカードは1枚は欲しい。しかし、2枚以上あると途端に動きが悪くなる。
そして、せっかくメアシルを出して、アドを生み出すカードを食べさせられたとしても、召喚酔いで起動できるのは次の自分のターン。それまでに除去に巻き込まれたりしたら目も当てられない。
針刺されると死ぬ。

こういった弱点があるものの自分だけの戦い方ができる統率者はメアシルだけだ。
優しい目でメアシルを育てる・育っていく姿を見てあげてほしい。

デッキの特徴的なカードを何枚か上げてみる。

・霊異種
メアシルの本体と言っても差し支えない存在。
こいつだけで除去をよけたり、ETBを起動させたりとメアシルでやりたいことを全て備えている。霊異種を初手に食べさせられるかで快適にデッキを回せるかが決まる。

・地獄の樹
起動で対象のプレイヤーのライフと、このクリーチャーのタフネスを入れ替える生物。
本来地獄の樹はタフネス13なので、最低でもライフ13点にするだけで許してくれる。
しかし、メアシルはタフネス4なので、ライフは4点になる。
ついでにタフネス40のメアシルが爆誕する。
霊異種と組み合わせると、相手のエンドにライフを4点にして、自分のターンで霊異種のアンブロになり、そのまま撲殺できる。
パワーとタフネスが同じことに価値を見いだせる1枚。

・ネビニラルの円盤
ゲーム時間を長引かせる元凶。ないとやってられない時はあるので抜けない存在。

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